アルコールチェックは飲酒後何時間空けるのか?時間の計算方法を紹介!

アルコールチェッカー

これまでは、アルコールが残っている状態で運転してはいけないと分かってはいたものの、「これくらいなら大丈夫だろう」と安易に考えていた方はいませんか。

2022年4月から道路交通法が改正され、運転の前後に酒気帯びの確認が義務付けされることになりました。さらに2022年10月には、アルコールチェッカーにて呼気に含まれるアルコール濃度を検出するようになります。

では、アルコールはどれくらいの時間が経てば体内から抜けるのでしょうか。

この記事ではアルコールが体から抜ける時間について、詳しく解説します。適切な飲酒量の目安や、アルコールチェッカーについても解説するので、参考にしてください。

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アルコールが体から抜けるまでの時間

結論から言えば、アルコールが体から抜ける時間には個人差がありますが、一般的な計算方法もあります。

こちらの個人差の要因は、以下の項目が影響しています。

  • 年齢
  • 体重
  • 性別
  • 体調
  • 体質
  • 飲んだアルコールの度数 など

仕事終わりに会社の同僚と居酒屋に行ったとしましょう。同じ種類のお酒を同じだけ飲んだと仮定します。

翌日のアルコールチェックでは、同僚はしっかりとアルコールが抜けきっていたとしても、あなたの呼気からはアルコールが検知される可能性があるのです。

以上のことから、「〇時間たてばアルコールチェックに引っかからない」と言い切れないことは、まず念頭に置いておく必要があります。

アルコールが体から抜けるまでの時間の計算方法

ただし、アルコールが体から抜けるまでの時間を計算する方法はあります。あくまでもアルコールが抜ける時間には個人差があるため、目安として考えてください。

アルコールが体から抜けるまでの時間の計算方法は以下のとおりです。

アルコールが体から抜けるまでの時間=純アルコール量(g)÷(体重(kg)×0.1)

お酒にどのくらいアルコールが含まれているかを表しているのが、純アルコール量です。後ほど説明しますが、市販の500mlの缶ビール1本の純アルコール量は20gとされています。

計算式だけだと分かりにくいので、具体例をもとに計算してみましょう。

体重が70kgの男性が1本500mlの缶ビールを2本飲みました。この男性の体からアルコールが抜ける目安の時間は、以下の計算方法を使えば算出できます。

40(g)÷(70(kg)×0.1)=およそ5.7時間(小数点第2位は切り捨て)

もし22時から飲みはじめて日付が変わる24時に飲み終わり、その後就寝したとします。このケースだと、朝の6時以降にアルコールチェックを受ければ、呼気に含まれたアルコールは検知されないでしょう。

ただし、就寝しているときはアルコールの分解が遅くなるといわれています。計算した時間が過ぎたからといっても、確実に体からアルコールが抜けた状態とは言い切れないので、過信は禁物です。

アルコールの1単位とは

アルコールの1単位とは、純アルコールに換算して20gをさします。おもにアルコール摂取量を把握する際の目安として使われます。

下記の表ではアルコール1単位がビールや日本酒などに換算すると、どのくらいになるのかを一覧にしました。

種類ビール日本酒焼酎チューハイウイスキーワイン
500ml缶1本中瓶1本180ml1合100ml
350ml缶1本60mダブル1杯l180ml
Alc.度数5152574314

表ではアルコールの1単位の目安を紹介しましたが、Alc.度数は同じお酒の種類でも、商品によって異なります。そこで役に立つのが純アルコール量の計算式です。

お酒の量(ml)×(アルコール度数(%)÷100)×0.8=純アルコール量(g)

この計算式にAlc.度数の異なる焼酎を当てはめて、純アルコール量の計算をしてみましょう。お酒の量はともに100mlとしました。

  • Alc.度数が20度の焼酎:100(ml)×(20(%)÷100)×0.8=16(g)
  • Alc.度数が25度の焼酎:100(ml)×(25(%)÷100)×0.8=20(g)

当然ですが、Alc.度数が25度の焼酎の方が大きい値になりました。上記の表を見ると、焼酎のAlc.度数25度で100mlの場合は20gとありますので、計算も合っています。

アルコール1単位が分解するまでに4時間かかる

体重が60kgの男性がアルコール1単位を分解するのには、4時間かかるといわれています。これはお酒に弱くなく、ごく平均的な方の場合です。

もし睡眠時間を挟んだり、体質的にお酒に弱かったりするなどの条件に当てはまる方は、さらにアルコールが分解するまでに時間がかかります。自分の年齢や体質に合わせて、お酒を飲む量を調節してください。

適切なアルコールの飲酒量は

厚生労働省が発表した「健康日本21」によると、節度ある飲酒として1日あたりの純アルコールの平均摂取量はおよそ20g程度であるとの記載がありました。これはあくまでも目安であり、アルコールに弱い体質の人などは、アルコール摂取量を減らしておくべきです。

また、「休日前や休日ならどれだけ飲んでも構わない」と飲酒したいがために都合よく解釈している方もいます。都合よく考えてしまうと過度の飲酒を認めてしまい、結果的に飲酒運転につながる可能性も高くなります。

アルコールを摂取する際は、純アルコール摂取量が20gになるように調整するとよいでしょう。

出典:厚生労働省 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」

酒気帯び運転の定義

アルコールを摂取した状態で運転することを飲酒運転と呼びます。飲酒運転には2種類あり、呼気中のアルコール濃度が0.15mg/l以上〜0.25mg/l未満の状態をさします。

ちなみに呼気中のアルコール濃度が0.15mg/l未満の場合も酒気帯び運転にはなりますが、違反とはみなされません。罰則を受けることもなく、厳重注意ですみます。

酒気帯び運転の罰則

酒気帯び運転とみなされた場合、基礎点数が13点引かれ、免許停止が90日間科せられます。もし前歴がある場合は、免許停止になってしまいます。

飲酒運転を防止するためのアルコールチェッカー導入について

アルコールチェッカーは息を吹きかけるだけで、体内に残っているアルコール濃度を計測してくれる機器です。2022年10月からはアルコールチェッカーにて、運転の前後にアルコール濃度を計測することが義務付けられました。

飲酒運転をしないことはもちろんのこと、悲惨な事故を起こさないためにも必ずアルコールチェックを行ってください。

しかし、法改正はまだ先のことだと考えており、まだアルコールチェッカーを導入していない事業者の方もいるのではないでしょうか。最後におすすめのアルコールチェッカーを3つ紹介します。

なお、アルコールチェックの義務化については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

あさレポ

「あさレポ」はスマートフォンと連動させて使用するアルコールチェッカーです。

アルコールチェック時には顔写真の撮影とともに、位置情報も取得されます。なりすましの防止になり、不正利用対策に役立つでしょう。

またアルコールチェックのみならず、検温機能もついており、一台二役の活躍をしてくれます。アルコールチェック時には検知器に口をつける必要がないので、新型コロナウイルス対策にも効果的です。

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アルキラーPlus

「アルキラーPlus」スマートフォンに連動させて使用できるアルコールチェッカーです。

アルコールチェック時のデータはクラウド上で保存ができるので、わざわざ紙に記録する手間が省けます。またデータは検知結果や日時のほかに、顔や位置情報も取得してくれるため、不正がしにくいです。

さらに契約後は、メンテナンス時の検知器の交換費用や、検知器の修理費用などはかかりません。

現在は7日間無料トライアル期間中です。アルコールチェッカーの導入を検討したいと考えている事業者も、気軽にお試しができます。

ホワイト安全キーパー

「ホワイト安全キーパー」はこれまで紹介した2つのアルコールチェッカーとは異なり、既存のアルコールチェッカーを使って、記録データをクラウド上に保存するサービスです。

すでにアルコールチェッカーを導入していたけれど、記録データがアナログで不便だったり、外出先でアルコールチェックができなかったりする事業者もいるでしょう。「ホワイト安全キーパー」なら事業所に寄る必要がなくなるため、直行直帰も可能になります。

ただし、すべてのアルコールチェッカーで利用できるわけではありません。今使っているアルコールチェッカーが対応している機器かどうかの確認をしておきましょう。

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まとめ

アルコール1単位のお酒を飲んだ場合、アルコールが体から抜けるのには4時間かかります。これは一般的な男性の場合で、高齢者や体質的にお酒が弱い方などは、さらに時間を空ける必要があります。

アルコールが体内から抜ける時間は計算ができますが、あくまでも目安にすぎません。飲酒運転で検挙された方は「もうお酒が抜けたから大丈夫だと思った」と考える方が多くいます。

2022年10月からはアルコールチェッカーでアルコールチェックを行うことが義務化される予定です。この機会にアルコールチェッカーを導入して、飲酒運転に対する意識を高めてはいかがでしょうか。

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