個人向けの携帯はすっかりスマホが主流になり、ガラケーは少数派になりました。
通勤電車の中でも見かけることが少なくなったガラケーは、どちらかといえば時代遅れ感が否めません。
しかし、仕事用の携帯は通話メインの方も多いため、基本的に通話目的で使用するのであれば、スマホよりガラケーに魅力を感じる方も多いことでしょう。
そこで今回は、仕事用携帯はガラケー派の方に、法人携帯料金を徹底比較してご紹介します。
ガラケーは料金の安さも魅力の1つなので、料金がどのくらい安いのかチェックしてみてください。
仕事用携帯にガラケーを選ぶメリット
料金比較の前に、まずはガラケーのメリットについて確認しておきましょう。
料金が安い
ガラケーは基本的に通話メインで利用するものなので、スマホプランに比べると料金の安さが魅力です。
スマホでも法人向けのプランには月額料金が安く設定されているものがありますが、やはりガラケーの安さには敵いません。
法人携帯の導入台数は企業の規模によって異なりますが、数十台〜の契約をする企業は毎月の料金も高額になります。
1台あたりの基本料金が安いガラケーを選ぶことで、毎月のコストをかなり抑えられるでしょう。
通話品質がよい
ガラケーは通話メインで使うため、通話品質が高いことも魅力です。
相手の声が聞こえやすくなる機能を搭載したガラケーもあるため、快適な通話が実現します。
周りが騒がしいときや、相手の声が小さいときなど、聞き取れずに何度も聞き返すのは心苦しいものです。
通話品質が高いガラケーを選べば、聞き取りづらくて困ることも軽減されるでしょう。
電池の持ちがいい
スマホに比べて機能が少ないガラケーは、電池の消費が抑えられます。
充電すれば1週間程度電池が持つ機種もあるため、外出が多い人や、外出先で電話することが多い人にとって安心でしょう。
仕事に携帯が欠かせない人にとって、電池切れという事態は何としても避けたいもの。
電池の持ちがいいガラケーを選べば、外回りが多い営業マンも不安なく通話できるでしょう。
操作しやすい
ガラケーはタッチパネルではなく数字キーで操作するため、誰にでも操作しやすいというメリットがあります。
利用方法がわかりやすいため、従業員に貸与するときに丁寧なマニュアルを作成する必要がないでしょう。
また、スマホはポケットに入れていると意図せず画面の誤タップが起こり、誤発信されることもありますが、折りたたみ式のガラケーであればそのような心配もありません。
ガラケーの法人携帯料金プラン
ここからは法人携帯をガラケーにすると料金がいくらになるか確認していきましょう。
ソフトバンク
ソフトバンクのガラケープランは、「通話のみ」または「通話+WEB」の2通りから選べます。
「ケータイ通話プラン」は通話のみのプランで、月額料金は980円〜(税込1,078円〜)となっています。
もう1つのプランは「ケータイ100MBプラン」で、通話だけでなくデータ容量が100MBついています。
こちらの月額料金は1,280円〜(税込1,408円〜)となっており、データ量が100MBを越えると通信速度が低速になります。
どちらのプランも国内通話は22円(税込)/30秒の従量課金制なので、通話頻度が高い方はかけ放題のオプションプランをつけた方がよいでしょう。
短時間の電話が多い方におすすめなのが、1回5分以内の国内通話が無料になる「準定額オプション+」で、料金は月額800円(税込880円)。
時間を気にせず話したい方におすすめなのが、24時間すべての国内通話が無料になる「定額オプション+」で、月額1,800円(税込1,980円)です。
ただし、定額オプション+をつけるとスマホの法人限定プランよりも料金が高くなってしまいます。
法人携帯スマホコムがご提案できる法人限定プランには、データ容量1GBと24時間かけ放題が込みで月額2,480円(税込2,728円)のプランがあります。
ドコモの場合
ドコモのガラケー向けプラン「ケータイプラン」は定期契約なしの場合、月額料金が1,370円(税込1,507円)です。
2年定期契約を結べば187円の割引が入り、月額1,200円(税込1,320円)。
ドコモのプランだと、同一ビジネス通話割引グループであれば社員間の通話は無料で、社員以外への通話は22円(税込)30秒です。
社員以外とも通話することが多い場合は、やはりかけ放題のオプションをつけておくのが安心でしょう。
時間に関係なく国内通話無料になる「かけ放題オプション」は月額1,700円(税込1,870円)。
5分以内の国内通話が無料になる「5分通話無料オプション」は月額700円(税込770円)です。
auの場合
au VoLTE対応ケータイ(4G LTE)向けの料金プランには、さまざまなタイプがあります。
データ利用料が少ない方には「ケータイシンプルプラン」がおすすめです。
データ容量100MBがついて、料金は1,320円(税込)です。
国内通話もデータ利用も多い方には、「ケータイカケホプラン」が向いています。
こちらは24時間国内通話かけ放題とデータ容量1GBがついて月額3,278円(税込)です。
また、無料通話が1,200円(税込)分ついた「VKプランS(N)+ダブル定額(ケータイ)」は、データプランやインターネット接続サービス込みで月額1,977円〜6,047円(税込)。
無料通話が2,860円(税込)ついた「VKプランM(N)+ダブル定額(ケータイ)」は、同じくデータプランやインターネット接続サービス込みで月額2,662円〜6,730円(税込)です。
auにはガラケーでもデータ容量が多いプランがありますが、その分料金も高くなります。
法人向けケータイ料金比較表
それではソフトバンク・ドコモ・auのガラケー向けプランを一覧表で比較してみます。
どの携帯会社もデータ容量100MBがついたプランがありますので、そちらのプランで比べてみましょう。
ソフトバンク | ドコモ | au | |
基本料金 | 1,408円 | 1,320円(2年契約) | 1,320円(2年契約N) |
データ容量 | 100MB | 100MB | 100MB |
無料通話 | なし | 社内間通話は無料 | なし |
3社のガラケー向けプランの中から、データ100MBがついたプランを比較してみると、社内間通話がメインの人にとってはドコモがお得です。
ドコモとau の基本料金は1,320円なのでソフトバンクよりやや安いですが、こちらは2年契約適用時の料金です。
2年契約しない場合は、ソフトバンクの方がやや安くなります。
また、データ通信を使わない場合は、ソフトバンクの「ケータイ通話プラン」がお得です。通話のみのプランがあるのはソフトバンクのみで、月額料金は980円〜(税込1,078円〜)となっています。
このように100MBついた料金プランを比較すると、社内通話がメインの方はドコモがお得、データ通信が必要ない人にはソフトバンクがお得です。
料金の安さ重視でガラケーを選ぶ場合は、利用状況や通話時間などを考慮して、無駄のないプランを選びましょう。
まとめ
ガラケーには電池持ちや通話品質などの魅力がありますので、多くの企業から支持されています。
ガラケー向けのプランは料金も安いのですが、24時間かけ放題のオプションをつけるのであれば、法人限定スマホプランの料金の方が安くなることがあります。
スマホは料金が高いイメージがありますが、法人向けのプランには月額料金を抑えたものもあります。
先ほども触れましたが、24時間通話し放題込みで月額2,480円(税込2,728円)のプランは、ガラケーのプランに通話オプションをつけるより料金が安いのです。
料金プランの選び方に迷っている方や、ガラケーとスマホのどちらにするか悩んでいる方は、ぜひお気軽に法人携帯スマホコムへご相談ください。
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